古着の宅配回収「もっとリユースキット」でお預かりした113kgの服のゆくえ

モトリーでは、「もっとリユースキット」で皆様からお預かりした古着を、スタッフが1枚1枚手作業で丁寧に仕分けし、リユースしています。今回は、実際に届いた113kgの古着の仕分け作業を通じて、リユースの流れを皆様にご紹介します。

丁寧に仕分けすることでリユース率アップ

今回は、モトリーの倉庫に届いた「もっとリユースキット」6袋、合計113kgの古着を仕分けしていきます。100kgの古着の仕分けに約1時間ほどかかります。古着の仕分けは女性スタッフが中心となり、細心の注意を払いながら進められています。1点1点手作業で仕分けを行うことで、適切に送り出し先を判断し、リユース率を高めています。

国内でのリユースは約73%(82kg)

113kgの古着のうち、82kgは国内店舗やモトリーECサイトでリユース販売される商品となりました。秋冬物、春夏物といったシーズン別に分けられ、すぐに販売できるものは店頭に並びます。おもちゃや服飾小物などのアイテムも含まれていました。

海外でのリユースは約23%(26kg)

113kgの古着のうち、26kgは、海外への輸出用に仕分けされました。国内でリユース販売される商品よりも、多少の使用感があるアイテムが多いですが、海外では需要があります。日本の古着は質が高く、おしゃれで長持ちするアイテムとして評価されています。また、東南アジア地域では、日本人と体型が似ている人が多いため、日本の古着はサイズ感も適しています。特に若い世代を中心に、現地の消費者に好まれています。

リユースできない廃棄処分の古着は約4%(5kg)

113kgの古着のうち、残念ながら5kgは廃棄処分となりました。その理由として、カビが発生しているものや不衛生な状態のもの、また団体が特定できる制服や体操服が含まれていました。衛生面や安全性を重視し、適切に廃棄を行っています。

持続可能な未来に向けて

モトリーでは、「もっとリユースキット」で皆様からお預かりした古着を丁寧に仕分けし、できる限り多くの古着をリユースすることに努めています。一つ一つのアイテムが新しい持ち主に渡ることで、ファッションの持続可能な未来を共に創り上げたいと考えています。いらなくなった服がご自宅に眠っていませんか?まだ着られる服は捨てずに「もっとリユースキット」をご活用ください。